文部科学省が2018年度の子供の学習費調査の結果を公表しました。。
この調査結果によると、学習塾などを含む学習費の総額は公立幼稚園が約22万円、私立幼稚園が53万円。公立小学校が32万円、私立小学校が160万円。公立中学校が49万円、私立中学校が141万円。公立高校が46万円、私立高校が97万円となっています。
幼稚園から高校までの15年間で、すべて公立に通った場合の学習費の総額は541万円でした。幼稚園は私立、小学校・中学校・高校は公立に通った場合は635万円、幼稚園・高校は私立、小学校・中学校は公立に通った場合は788万円、そしてすべて私立に通った場合は1830万円という結果となりました。
ちなみに、2018年度に幼稚園、小学校、中学校、高校それぞれで公立と私立に通う割合は、幼稚園が公立15・5%、私立84・5%、小学校が公立98・8%、私立1・2%、中学校が公立92・6%、私立7・4%、高校が公立67%、私立33%でした。傾向としては、幼稚園から中学校までは近年、私立が増加傾向にあり、一方で高校は私立が減少傾向にあるということです。